続「健康」って何?
少年漫画でよく
「強いって何だろう?」
というテーマがあったりします。
たしか『はじめの一歩』もそんなんじゃなかったかしらん。
「勝てば官軍」という言葉があります。
歴史は常に勝者によって紡がれてきたのだとも言われます。
「勝ったものが正義」というのはアメリカ的な考え方で、どんな手を使おうが勝ちゃ良いんだというマインドがあるそうです。
戦争にもルールというものがあって、戦闘員以外が戦闘に加わってもいけないし、戦闘員以外が攻撃を受けてもいけないということになっています。
大東亜戦時に於いて、アメリカ軍による日本各地への空襲は戦闘員がほとんどいなかった地域に焼夷弾を雨霰と落とし、女子供を無差別に殺しました。
勿論、広島、長崎への原爆投下も非戦闘員への無差別殺戮であり「戦争」ではありません。
でもそれで日本が降伏したのだから「良し」。
東京裁判や、アメリカが各国と結んでいるFTAなどにあるISDS条項などはおよそ裁判の体を為していませんが、それらも判決が正義。
これまでの大統領選挙や先達ての中間選挙などでも「不正」らしきものがあったとしても「結果」が出たらそれで不問。
と言う考え方がアメリカの強さの一因ですね。
反則だろうが何だろうが勝ちゃ良いんです。
一方、日本はルールに則って勝とうとします。
強いのはルールを作るもの、もしくはルールを無視するものと相場が決まっていますが、日本はルールに従うクセに強い。
だからこそ、柔道はワケの判らないスポーツになりましたし、スキージャンプもバレーボールもどんどんルールを変えられていきます。
白人は常に優等人種であって、黄色人種は劣等人種でなければならないという考えから脱せられない人達がいまだに力を持っているということなんでしょう。
日本が勝っちゃ嫌なんでしょうね。
一方の日本人は「勝ち」に強さを求めません。
「試合に負けて、勝負に勝った」
なんて言い方をするのも、その勝ち方、負け方にこそ意味が有るのであって、「勝ち負け」自体には意味が無いんだと。
日本人は「お天道様」や「ご先祖様」に申し訳が立たない真似はしたくないと考えますし、「納得」が必要になります。
日本人以外は
「罪にならなければ何をしても構わない」
と考えるのだそうです。
どっちも良い面、悪い面がありますが、やはり私は日本人なので、日本的な考え方の方が性に合います。
かなり話が逸れましたが「強い」とは何か?
孫子の兵法や日本の武士の最も強い者とは
「相手の戦意を喪失させるもの」
と言えるかと思います。
殿様の首を取りに来た賊と酒を酌み交わし帰ってもらうのがもっとも優れた戦士だと。
戦わないで済ますのが一番。
「勝ち」に拘ったり「負け」を恐れることは「強さ」から遠いものです。
「勝ち」を求めず「負け」を認められるものは「強さ」を持っています。
結果が全てでは無く、その内容こそが大事なんだと。
個人競技でもタイムを縮めることが大事なのでは無く、もっとタイムを縮める為にどこを改善すべきなのか?を考え、成長していく意欲を持ち続けることこそが強さ。
さあ、やっと「健康」とは何か?という話になります。
まあ、ここまでお読みいただけたら
私の考える「健康」は
「健康について考えていない状態」です。
という意味もお分かりいただけるかと思います。
「健康」でなければいけない、「健康」を損ねてはいけない、と考えることは「健康」ではありませんよね。
一生なんて短いものです。
何かを究めようと思ったら脇目を振っている時間はありません。
「やりたくないこと」をしている暇は無い。
「やりたいこと」に邁進している時、没頭している時、熱中している時。
それが「健康」なんじゃないでしょうか。
快く、愉しく、悦びに溢れる毎日、充実した日々を贈る為には
「やりたいことを、やりたいときに、やりたいようにやる」
以外にありません。
誰かに咎められようが、白い目で見られようが、蔑まされようが、そんなことは一切関係ありません。
「納得」のいく人生を贈る為に生きることが「健康」じゃないかと。
今はそう考えます。
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