枕

「枕が合わない」

とお悩みの方、多いのではないでしょうか。

やれ固いのが良いの、柔らかいのが良いの、

高いのが良いの、低いのが良いの･･･

一体いくつ枕をもっているんだ、という方もいらっしゃるかと思います。

かく言う私もすでに使っていない枕がいくつも･･･

残念ながら合わない人はいくら枕にお金を注ぎ込んでも合いません。

そうかと思うと枕なんて何でも良い。

そういう方もいらっしゃいます。

枕が体に合わないのではなく、体が枕に合ってないんです?！

後頭部、首、肩、背中、腰の緊張がとれていなければ、

どんなに柔らかいベッドで寝たって痛いんです。

その一連がゆるんでいれば、板の間に寝たって痛くなりません。

頸椎の位置が何たらかんたらじゃないんです。

首回りの筋肉が緊張しているから痛いのであって、

ゆるんでいれば首の骨が捻れようが、曲がっていようが、何ともないんです。

下に書いた“床ずれ”にも良いというのは、

筋肉が柔らかくなれば、それ自体が布団やクッションの役割を持ちますので、

床ずれしにくくなっていく、ということなのです。